【神畳スリッパ誕生秘話】(登場人物:畳職人の中村さんとスリッパ職人の神澤さん)
現在、ホームセンターやいろいろなお店で、い草スリッパをみかける。これを考えた人は本当に素晴らしい、フローリングの上でも、い草スリッパを履くことで、畳の上を歩いていることと同じになる。夏はムレを防ぎ爽やか。冬は暖かい。い草には、湿度の調整、雑菌の繁殖を抑える効果、その香りにはリラクゼーション効果、最近では、その食物繊維の多さなどによる”い草青汁”まであり、注目の健康素材だ。
しかし、畳職人として気になるのが、い草の素材だ!
どうしても低価格にするために、い草の質を落としており、見せ掛けのデザインを重視している。私自身今まで”国産のい草”を使った い草スリッパを見たことがない。
そこで3年位前から、なんとか国産のい草を使った ”これぞ い草スリッパ” というものを作りたかった。時間を見つけては、スリッパ職人探しをして回った。そこで、出会ったのが、スリッパ職人「神澤和男さん」だ!
私は、神澤さんにこう語り掛けました。
「神澤さん、畳業界もそうですが、外国産におされ、日本人ならではの、緻密さ・繊細さ・真面目さ、職人が腕を揮う場が少なくなってきております。ぜひ、本物の素材と素晴らしい技術をあわせた、”これぞ! い草スリッパ”というものを作るのにご協力頂けないでしょうか?
神澤さんは、こう話し始めました。
和室から洋室への生活様式の変化とともに、スリッパの需要も右肩上がりになり、東京の下町では、スリッパ職人はもちろん、たくさんの職人さんが、活気に満ち溢れ仕事をしていた。しかし、近年では、海外から安い商品、最近では、安くて高品質の商品が入るようになり、苦戦していると。
生活者のニーズに合わせ、多品種少量生産、無在庫経営などに対応するため、年々、経営状況が厳しくなっている。販売側も要望は多いが、リスクをとらない、それでは、協力しようがない。
中村さん、ご覧の通りすべて手作業だし、一度にたくさんは作れないし、そんなに売れるかわからない。最初は、無理せず、少ないところから初めましょう。とこちらにも有難いお返事を頂いた。
私は、さらにこうお願いした、ただのい草スリッパでは、つまらないので、中に「トルマリン珪藻土シート」を入れて頂けないでしょうか?
神沢さん:「トルマリン珪藻土シート」ってなんだい。
中村:トルマリンは”マイナスイオンと遠赤外線”を放出し、珪藻土は、匂いを炭の1,000倍もとる、”呼吸する天然素材”と言われているんです。弊社で3年前から販売して、今までに2,000人以上にお使い頂いている製品です。
こうして、い草スリッパの最高峰「神畳スリッパ」は、完成いたしました。
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